

初めてブログを作るんだけど「匿名」と「実名」どっちがおすすめ?
こんな悩みをお持ちの方のために、
この記事でわかること
- 【結論】実名・匿名、自分に合った方でブログを作ろう
- ブログを実名で作るメリット・デメリット
- ブログを匿名で作るメリット・デメリット
- 身バレを防ぐコツ
- 大切なのは「実名か匿名か」ではなくブログの中身
について解説していきます。

ボクは現在、法人サイトを2件、個人のブログを2件、運営してるよ!(運営期間:2年~6年)
「あふたろぐ」は、今回のテーマで言うところの「匿名」「顔出し無し」のブログだよ!
意外とブログ作成時に匿名か実名かで悩んでいる方が多いみたいなので、どうするのが良いかお話しします。
今回は、実名ブログと匿名ブログのメリット・デメリット、それぞれどういったタイプの人が向いているか、身バレ防ぐコツ、について解説してきますので、悩んでいる方は是非参考にして下さい。
本気でブログ運営を始めて収益化してみたい!という人は、「収入になるブログの作り方!超初心者にもわかりやすく解説!」を参考にしてください。初心者向けに、ブログで収入を得る仕組みから、収益化までの道筋を分かりやすく解説しています。
【結論】実名・匿名、自分に合った方でブログを作ろう

結論、
実名と匿名、両方のメリットやデメリットをもとに検討して、あなたに合う方でブログを作りましょう。
どちらかが一方的に優れているということもなく、お互いに長所と短所があり、おすすめは人によって変わります。
そもそもあなた自身を取り巻く環境や、ブログが成長した先に目指すもの、自分の個人情報に対しての考え方によってほぼ決まってしまうので、そこまで悩む必要はないはずです。
また、この悩みを持つ方が1番心配していそうな

ブログは実名の方が稼げそう…
ということですが、
実名でも匿名でもブログの運営を長期的に見たとき、収益に大きな差はありません。
というのも、ブログに重要なのは、内容で読者を満足させられるかどうかだからです。
確かに、実名だと知人に宣伝したり現実の事業ともリンクさせやすいので、ブログ初期の集客速度は早くなります。
しかし、どんなに早くブログに集客できたところで記事の内容が良くなければファンも増えず、安定した収益を得るのは難しいでしょう。
次から、どちらのタイプがどんな人に合っているのか見ていきましょう。
現実と紐付けした活動を目指したい、身バレを気にしない人は「実名」でブログを作ろう
ブログでの活動を現実と紐付けたい人は「実名」(顔出し有り+経歴付き)でのブログ作りをおすすめします。
筆者の実名+経歴+顔がわかることでブログへの信頼感も高まり、さらに現実社会で活動しやすくなるからです。
例えば、評論家や専門家は、実名+経歴+顔出しすることで「責任をもった発言をしてそう」と相手を安心させ、話を聞き入れやすくしています。
また、実名でのブログ運営は現実社会との相性も良く、メディア出演や講演など、ブログから派生した現実のビジネスでも動きやすくなります。
実名でブログを運営することで得られる信頼感や現実社会との親和性の高さは、収益化のチャンスを広げてくれるので、身バレをまったく気にしない人にはおすすめのスタイルです。

特化ブログを始めて、「将来メディア出演もしたいし、講演活動もしたい!」って人には実名がおすすめだよ!
あと、「実名でもいいけど、顔出しだけはしたくない!」って人は、自分の写真の代わりにイラストなどのキャラ画像をアイコンに使おう!
イラストはココナラとかのスキル販売サイトで簡単に作れるよ!
現実と切り離したい、身バレしたくない人は「匿名」でブログを作ろう
対して、副業禁止の職場に勤めているなど、身バレするとトラブルになる可能性がある人は「匿名」でブログを作ることをおすすめします。
実名だと会社の同僚や関係者にバレやすく、もし発見された場合「就業ルール違反」などで、大問題になってしまうかもしれません。
たとえ、これが収益と関係のない完全に趣味のブログだったとしても、1度バレたら会社側から良くない印象を持たれ続けてしまう可能性もあります。
身バレすると現実に被害がでる可能性が少しでもある人は、匿名のブログにした方が安全で余計な心配が減るでしょう。
また、どうしてもどちらか決めらずにいる人は「匿名」でのブログ作りをおすすめします。
後で実名にしたくなったら、いつでも好きなタイミングで名乗ることができるからです。

ただし、「実名から匿名」にするといった後戻りはできないから注意してね!
「実名」でブログを作った場合のメリットとデメリット

次に、「実名」でブログを作成する場合のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
「実名」でブログを作った場合のメリット
まずは、実名でブログを作成した場合のメリットについてです。
上記について1つずつ見ていきましょう。
記事の信頼度が高くなる
実名でブログを作ると筆者と読者の距離が縮まり、記事への信頼度を高めるメリットがあります。
筆者の名前と顔(+経歴)が分かることで、記事を読む前に安心できるからです。
人は「得体のしれない」ものに不安を感じ、距離をおこうとするものです。
名前も顔もわからない人よりは、実名で筆者の顔もわかる方が「実名で顔写真まで公表しているから、嘘はつかないだろう」と安心してもらうことができます。
実名と顔写真を公表することで安心感を持ってもらうことができ、記事への信頼度を高めることができます。

実際に記事を読んでみて、「この人の記事は読みやすいし、悩みも解消されたから、信頼できる!」っていう結果として得られる「信用」とはまた違ったものだよ!
知人に宣伝できるので初期読者を集めやすい
実名のブログは、家族や友人、同僚にも宣伝できるのでブログの初期読者を集めやすくなります。
自分がブログを始めたことを知人が知れば、少なからず読みに来てくれるはずです。
身バレを気にせず実名でブログ活動をするわけですから、どんどんSNSなどでブログを宣伝しましょう。
実名でのブログ運営は、自分に身近な読者に宣伝できるので、初期読者を確保しやすいといったメリットがあります。

ブログの初期でも商品購入やサービスの利用登録をしてもらえる可能性が高くなるよ!
現実社会と連携して活動しやすくなる
実名でのブログ運営には、現実社会での活動の幅を広げ、ブログ以外の舞台でも楽に活動できるメリットがあります。
既にブログで実名+顔出し済みなので、メディア出演や講演・セミナーなどで気を遣わず名乗ることができ、関係者と初めて顔を合わせたとき親近感も得やすいです。
別の仕事を依頼するときも、実名+顔出しの方が声をかけてもらいやすくなり、収益化のチャンスも増えます。
また、現実社会での事業と連携できるので、ブログ活動を通して事業の宣伝をすることも容易です。
実名でのブログ運営は現実社会との親和性が高く、ブログ以外での活動にも好影響を与えるといったメリットがあります。

あくまで、実名顔出し有りの方が活動しやすいだけで、匿名顔出し無しだとメディア出演や講演ができないわけではないよ!
「実名」でブログを作った場合のデメリット
対して、実名でブログを作成した場合のデメリットについてです。
実名ブログのデメリット
上記について詳しく解説していきます。
個人特定されるリスクがあがる
実名でブログを作る際の大きなデメリットとして、第三者から個人特定される危険性が高くなるということがあります。
ブログに投稿した写真や動画の情報からされる憶測だけでなく、実名が明確な分、特定されやすいからです。
ファンが増えやすい反面、ストーカーの被害に合うリスクも高くなります。
実名のブログを作る際は、悪意ある第三者に個人特定され、嫌がらせを受ける危険性もあることを心に留め、慌てず対応できるようにしておきましょう。

インターネットでの個人特定やストーカーの被害は急増しているよ!
「まさか自分が」って思うかもしれないけど、万が一の場合も考えて、心構えくらいはしておこう!
ブログ活動と現実の行動が影響し合う
実名でブログを作った場合、現実で起こした行動はブログに影響し、また逆にブログでの活動は現実に影響を及ぼすようになります。
これはブログを実名で運営することで、現実社会とネット社会の結びつきが強くなるためです。
例えば、ネット上で起こした問題が原因で悪意ある相手から会社に連絡され、副業がバレて解雇される、ということもあり得ます。
実名で運営するブログと現実社会の相互影響は、自分自身だけでなく、家族や友人、恋人にまで被害が及んでしまう可能性もあることを心に留めておきましょう。

ボクはこういう実名のデメリットが怖くて、SNSやWEBコンテンツ作成はすべて「匿名+イラスト」で公開するようにしてるよ!
「匿名」でブログを作った場合のメリットとデメリット

次は、「匿名」でブログを作成する場合のメリットとデメリットについて解説していきます。
「匿名」でブログを作った場合のメリット
以下が、匿名でブログを作成した場合のメリットです。
匿名ブログのメリット
上記も1つずつ掘り下げていきましょう。
個人情報の秘匿性が高い
匿名のブログ1番のメリットは、個人情報の秘匿性が高いことです。
実名ではないので、名前から個人の特定をされるということが無いためです。
今勤めている会社が副業NGだったり、ブログを運営していること自体を隠したい人は、「匿名」以外に選択の余地はないでしょう。
また、ブログと関係ないSNSや個人の経歴を探られたりする心配もほぼなくなります。
匿名のブログは、現実とブログを切り離せるので、万が一恨まれたり妬まれたりしても現実に影響することが無く、安心して運営していくことができます。
ブログを匿名にするだけで、これだけ多くのリスクを減らせるのは本当に大きなメリットです。

ブログで成功して有名になると、嫉妬されて嫌がらせを受けたりすることもあるけど、そういった危険性も減らせるよ!
だけど、特定厨(ムキになって特定してくる人たち)は想像もできないスゴイ方法で特定してくることもあるから「絶対大丈夫」ってことはないよ!
あくまで危険性が少ないだけなので、心構えはしておこう!
自己表現を思いのまま発信できる
匿名のブログには、自分のしたい表現を思いのまま記事にして発信できるというメリットがあります。
先にもお伝えした、個人情報の秘匿性が高く安全だからです。
もし、実名で際どい内容のブログを作成して炎上させてしまった場合、誹謗中傷の対象となり、最悪家族や友人、恋人にまで被害が及ぶこともあり得ます。
しかし匿名のブログであれば現実への影響がないため、どんなに過激で際どい表現でも好きに気兼ねなく発信することができるでしょう。

でもでも、やっぱり炎上しないに越したことはないよ!ほどほどにね!
現実と切り離した活動ができる
匿名のブログには、現実とは全く違う別の自分を作れるというメリットもあります。
これは現実社会とブログでの人格を分けることで、別人として活動することが可能になるからです。
例えば、現実では神経質なタイプでも、ブログでは全く正反対の大雑把なキャラを演じることだってできます。
こうしたメリットを生かし、ブログのジャンルや方向性に合わせたキャラクター演出で、理想のコンテンツを作ることが可能です。
「匿名」でブログを作った場合のデメリット
対して、匿名でブログを作成した場合のでメリットについてです。
匿名ブログのデメリット
こちらも詳しく見ていきましょう。
記事の信頼度が低くなる
匿名で作成されたブログは、実名のブログよりも信頼度が低くなります。
これは筆者の人物像が不明瞭になる分、用心が必要だと感じさせてしまうためです。
読者に信頼してもらうためには、ブログ側から歩み寄らなければ距離は縮まりません。
例えばブログでは、読者との距離を縮めるために、可能な限り先に自分の情報を自己開示する方法(実名公開)が良く使われます。
つまり匿名だと名前や顔が分からない分、読者が歩み寄りやすい雰囲気を作り出すことが難しくなるということです。

現実でも信頼関係を作るのが上手い人は、早い段階で「自分はこういうタイプです」「こんな趣味があります」って感じで積極的に自己開示する場合が多いよ!
現実での実績を活用しにくい
匿名ブログもう一つのデメリットは、現実での実績をブログで活用しにくいことです。
これは現実社会で得た評価をブログで公開することができないためです。
例えば、「年商XX億円、現役経営者です!」と真実の実績を公開したところで、所詮「匿名」です。
実在する会社かも分かりませんし、実名で検索することもできないので、信頼するに足りません。
また、匿名のブログで得た読者は「匿名」に対してのファンになります。
現実社会でブログ関係の書籍やセミナーを開催する場合、自分自身についてや立場の説明が上手くできないというデメリットもあります。
身バレを防ぐ【4つ】のコツ
安全な匿名ブログを作るコツは、単に特定につながるような情報を出さない様に気を付けるだけです。

匿名ブログだし身バレする心配はないっ!
と、ブログを匿名で作成しただけで安心しきっている方は多いと思います。
しかし、匿名だとしても、思いも寄らないことが原因で読者に個人特定されてしまう危険性があるので注意が必要です。
この章では、匿名ブログを作る際の安全性を高めるコツと注意点、
について解説していきます。
上記のコツと注意点に気を付けていれば、匿名+顔出し無しのブログで個人特定されてしまう危険はほぼありません。
本気で身バレしたくない!怖い!という方は、よく読んでからブログを作り始めるようにしましょう。

今回紹介する予防策は、よくある身バレ原因をもとにしてあるよ!
SNSと連携する場合はアカウントを分けよう
匿名のブログで身バレする可能性が高いのはSNSとの連携です。
会社の同僚、友人とフォローし合っている個人のSNSと匿名ブログをうっかり連携させてしまうことが原因です。
特に投稿のたびに通知が入るような設定にしていると、すぐにブログの存在がバレてしまいます。
中でもfacebookは実名で登録する人が多いので特に用心して下さい。
こうしたうっかり身バレを防ぐためにも、知人用のSNSと匿名ブログ用のSNSで別々にアカウントを作っておくことを忘れないようにしましょう。
画像に写りこんだ個人情報に注意しよう
また、ブログで取り扱う写真にも注意が必要です。
身近なものを映したり、日常で撮影した写真を迂闊に掲載してしまうと、偶然ブログに来た知人にすぐバレます。
注意するべきなのは、
写真に写してはいけないもの
- 顔(自分も周りの人も)
- 自分しか持っていないような独特な物
- 会社内の物
- 地域的に有名な場所・建物
- 郵便物の住所
- 鏡や壁・床への写り込み
- 写真の位置情報設定ミス
と、顔を隠すこと以外にもたくさんあります。
中には知人でなくとも、見たら誰でも個人特定できてしまうような危険なものまであります。
特に、地域系の写真はその地域の人が見たらすぐわかってしまいます。
また、匿名ブログ用の写真を撮影する場合、位置情報が残らないように設定しておいた方が安全です。
匿名のブログで取り扱う写真や画像は、投稿時に身バレの原因になる情報が写りこんでないか良く確認するようにしましょう。

アップで撮られた「人の瞳」に写った風景から地域バレしてしまうなんてこともあるよ!
プロフィールは特定の個人と分かりにくい書き方をしよう
匿名のブログでも、プロフィールに書いた内容によっては個人が特定されてしまう場合があります。
住んでいる地域、年代、職業などから凡そどんな人物か絞ることができてしまうためです。
匿名ブログのプロフィール例
- 埼玉県
- 不動産会社社員
- 20代
- 趣味はゴルフ
例えば、上記のようなプロフィールで「先週は会社全員でゴルフに行ってきました」という記事を書いたら同僚や知人にすぐバレでしまうでしょう。
個々では確証には至らない情報だとしても、全体で考えた場合、個人を特定できるレベルの情報になり得ます。
実名を連想させるような匿名やアイコン画像になっていないか、プロフィールは良く注意して作成する必要があります。

匿名の場合、プロフィールアイコンは実写の切り抜きよりキャライラストをおすすめするよ!
イラストはココナラとかのスキル販売サイトで簡単に作成できるよ!
ブログを運営していることを安易に話さない
匿名のブログでも、「ブログを運営している」と知人に話すだけで、身バレしてしまう可能性があります。
ブログ名を教えずとも、興味を持った人が検索して偶然発見してしまう可能性があるからです。
先に紹介した身バレ要因と「ブログを運営している」発言を合わせると、個人の特定確率は跳ね上がります。
特に検索上位に表示されている記事や、SNSのフォロワー数が多いほど、身バレする確率も高くなります。
社内旅行や地域行事のような、一般の人では知り得ない情報を記載するのは避けるようにしましょう。

ブログの運営が上手くいっているときほど人に話したくなってしまうけど、一度よく考えよう!
大切なのは「実名か匿名か」ではなくブログの中身
今回は「匿名と実名どっちがおすすめか?」というテーマについて解説してきました。
しかし、冒頭でもお伝えした通り「成功する(稼げる)」ブログを作るには、「実名」か「匿名」かよりも、「記事の品質を上げる」ことが重要です。
実名にしろ匿名にしろ読者が求めているものを提供できていなければ「このブログに価値は無い」とすぐ見限られてしまうからです。
例えば、「作家がペンネームだと稼げない」ということが無いのと同じで、匿名のブログでも稼いでいる人は多く存在します。
これはGoogleが実名か匿名かよりも、「記事の内容」をブログの評価対象にしているからです。
実名のブログ、匿名のブログ、どちらにしても、品質の良い記事を作ることが読者に満足感を与え、固定ファンを増やし、広告の成果を増やしていくことに繋がります。
質の良いブログとは、
- わかりやすい言葉で
- 読者の欲求を満たし
- 親切なサイト設計で
- 読者の役に立つように
作られたブログのことです。
上記のような基本が欠けているとブログのファンも増えず、Googleからも評価されません。
実名と匿名、どちらにするか早く決めて、読者に信頼される品質のいいブログ記事をどんどん作っていきましょう。

このブログで何度も言ってるけど、「読者の役に立つ記事」を書くことが1番大切だよ!
【まとめ】実名か匿名かは自分に合わせて決めよう
以上、今回は、
- 活動スタイルによっての向き不向き
- 実名と匿名のメリットとデメリット
- 身バレを防ぐコツ
- 大切なのは「実名か匿名か」ではなくブログの中身
について解説しました。
「実名」か「匿名」かは、自分の周りの環境や目指したいブログ運営のスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
今回も、最後まで読んで頂きありがとうございました!
ブログについてもっと知りたい、始め方が分からない人へ!

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