

WordPressでブログを始めたいんだけど、レンタルサーバーが多すぎてどれを選んだらいいのか分からない!
今回はこんな悩みを持っている方のために、
この記事でわかること
- WordPressブログにおすすめのレンタルサーバー【4選】
- WordPressブログ向けレンタルサーバーの選び方
- 知っておくべきサーバーの基礎知識
- よくあるレンタルサーバーQ&A
について、解説していきます。

「あふたろぐ」を書いている「あふ太」です!
ボクは現在、法人サイトを2件(請負)、個人のブログを2件(自営)、運営してるよ!(運営期間:2年~6年)
今回は、「2022年4月現在で、WordPressブログを始めるのにおすすめのレンタルサーバー」を紹介するよ!
このサーバー選びというものは、「表示速度が~容量が~」など、聞き慣れない難しい言葉が容赦なく出てくるので、特にブログ初心者にはとてつもなくハードルの高い分野となってしまいます。
そこで今回は、Wordpressブログを始めるのにおすすめのレンタルサーバーの紹介と、サーバーの選び方やよくある質問について、初心者でも簡単に理解できるように分かりやすく解説していきます。
このページで紹介しているレンタルサーバーは、「この中から選べば失敗しない!」というものを厳選してあります。安心して自分に合うものを選んでください!

ちなみに最近のサーバーでボクの1番のおすすめは「ConoHa WING(コノハウィング)」だよ!
下の記事は、実際にレンタルサーバーを借りてWordpressブログを開設して、「あとはブログの記事を書くだけ!」ってところまで細かく解説してるから、是非参考にしてね!
本気でブログ運営を始めて収益化してみたい!という人は、「収入になるブログの作り方!超初心者にもわかりやすく解説!」を参考にしてください。初心者向けに、ブログで収入を得る仕組みから、収益化までの道筋を分かりやすく解説しています。
WordPressブログにおすすめのレンタルサーバー【4選】

レンタルサーバーのサービスは本当に多くありますが、その中でもWordpressブログにおすすめなのは【4つ】だけです。
確かにサービスの数は多いですが、Wordpressでブログを運営するのに欲しい要素をすべて満たすものは限られています。
そして上記の要素をすべて満たせるサーバーは、以下の【4つ】です。
この中からならどのサーバーでWordpressブログを初めても大丈夫ですが、各々に特徴や良い点・悪い点があります。
良く考えた上で自分に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
【12か月】契約プラン | ConoHa WING | Xserver | mixhost | LOLIPOP! |
---|---|---|---|---|
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
表示速度(PC/スマホ)※ | 95/81 | 89/75 | 90/76 | 86/59 |
SSD容量 | 300GB | 300GB | 300GB | 400GB |
自動保存 | 無料(復元無料) | 無料(復元無料) | 無料(復元無料) | 有料(330円/月) |
WordPress簡単設置 | 有 | 有 | 有 | 有 |
ドメイン | 永久無料(2つ) | 永久無料(1つ) | 永久無料(1つ) | 永久無料(1つ) |
暗号化通信 | 無料(独自SSL) | 無料(独自SSL) | 無料(独自SSL) | 無料(独自SSL) |
作成可能ブログ数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
稼働品質保証(SLA) | ポイント返金 | 無(ビジネスのみ) | ポイント返金 | 無 |
初期費用 | 無料 | 3,300円 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 911円/月 | 1,100円/月 | 1,078円/月 | 825円/月 |
サービス開始時期 | 2013/7 | 2003/7 | 2016/6 | 2001/11 |
利用者(2022現在) | 約40万 | 約220万 | 約27万 | 約200万 |
主な特徴 | 1番早い | 1番安定 | アダルトOK | 1番安い |

【2022/4現在】新型コロナウィルスの影響によって増えたネットの通信量に合わせて、各社とも転送量が無制限になってるよ!
では、それぞれのレンタルサーバーの詳細を見ていきましょう。
「ConoHa WING(コノハ ウィング)」国内最速のレンタルサーバー

【12か月】契約プラン | ConoHa WING |
---|---|
転送量 | 無制限 |
表示速度(PC/スマホ)※ | 95/81 |
SSD容量 | 300GB |
自動保存 | 1日1回無料(過去14日分無料復旧可) |
WordPress簡単インストール機能 | 有 |
ドメイン | 永久無料(2つ) |
暗号化通信 | 無料(独自SSL) |
作成可能ブログ数 | 無制限 |
稼働品質保証(SLA) | ポイント返金 |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 911円/月 |
サービス開始時期 | 2013/7 |
利用者(2022現在) | 約40万 |
主な特徴 | 1番早い |
「ConoHa WING」最大の特徴は、ブログの表示速度が非常に速いことです。
公式ページでもちょっと大げさと思うほど強調されており、初めは「言うほど変わらないでしょ?」と思っていたんですが…

実際に Xserver から引っ越して自分のブログの表示テストをしたら、体感できるほど速くなっていて小躍りしました。(特にスマホ表示が)
何より、数多くのプラグインで重くなりすぎたボクのWordpress管理画面や、記事作成時のモッサリ感が無くなり超快適です。
当然、速度以外の速度や機能、価格面のバランスも非常に良く、運営会社も大手のGMOインターネット株式会社なので安心できます。

とりあえず失敗しないレンタルサーバーを選びたい!
という人には、間違いなく ConoHa WING がおすすめです。
「ConoHa WING」の良いところ
- ブログの表示がとにかく早い(PCスマホ共)
- 料金が安く、無駄がない(永久無料ドメイン×2つ)
- 画面操作が初めての人でもわかりやすい
- サービス品質保証制度 (SLA)を導入している
「ConoHa WING」の悪いところ
- 無料お試しができない(分単位プランがあるので問題なし)
- 料金プランがわかりにくい(通常料金が少し複雑)
「ConoHa WING」がおすすめの人
- サービス・機能共にバランスの良いサーバーを安く利用したい人
- とにかくブログの表示速度を上げたい人
- 操作が簡単なほど嬉しい人
「ConoHa WING」の申し込みはコチラ!

ボクのおすすめは、この「ConoHa WING(コノハウィング)」だよ!
「ConoHa WING」でのWordPressブログの開設方法について詳しく知りたい人は下のページを参考にしてね!
「Xserver(エックスサーバー)」安心・安全の国内シェアNo.1サーバー

【12か月】契約プラン | Xserver |
---|---|
転送量 | 無制限 |
表示速度(PC/スマホ)※ | 89/75 |
SSD容量 | 300GB |
自動保存 | 無料(復元無料) |
WordPress簡単設置 | 有 |
ドメイン | 永久無料(1つ) |
暗号化通信 | 無料(独自SSL) |
作成可能ブログ数 | 無制限 |
稼働品質保証(SLA) | 無(ビジネスのみ) |
初期費用 | 3,300円 |
月額費用(1年契約) | 1,100円/月 |
サービス開始時期 | 2003/7 |
利用者(2022現在) | 約220万 |
主な特徴 | 1番安定 |
「Xserver(エックスサーバー)」は、サービス歴が非常に長く多くの人が利用している、安心感と安全性の高いレンタルサーバーです。
サービス面や機器性能が他社に比べてズバ抜けているというわけではありませんが、
運用期間中のサーバートラブル歴が少ないこと、多くの人が利用している安心感、わからないことは調べれば大抵解決できることは大きな利点です。

また、サービス自体の安定性の高さに加え、24時間365日のメールサポート、専任スタッフによる電話サポートもあるので初心者でも安心して利用することができます。

パソコン自体得意じゃないのに、ましてやサーバーなんて不安しかない…
という完全初心者の方には Xserver がおすすめです。
「Xserver」の良いところ
- サービスを長く提供してきた中で、「大きなトラブルが無い」という安定性の高さ
- 利用者が1番多く、わからないことは大抵調べれば解決できる
- サポート体制が充実している
「Xserver」の悪いところ
- 初期費用が3,300円かかってしまう(無料のサーバーが多い)
- 他社のサービス、機能面と比べてコストパフォーマンスが低い
「Xserver」がおすすめの人
- トラブルの少ないレンタルサーバーを使いたい人
- 安心できるサポートが欲しい人
「Xserver」の申し込みはコチラ!

「Xserver(エックスサーバー)」でのWordPressブログの開設方法について詳しく知りたい人は下のページを参考にしてね!
「mixhost(ミックスホスト)」高スペックサーバーを低コストで利用できる

【12か月】契約プラン | mixhost |
---|---|
転送量 | 無制限 |
表示速度(PC/スマホ)※ | 90/76 |
SSD容量 | 300GB |
自動保存 | 無料(復元無料) |
WordPress簡単設置 | 有 |
ドメイン | 永久無料(1つ) |
暗号化通信 | 無料(独自SSL) |
作成可能ブログ数 | 無制限 |
稼働品質保証(SLA) | ポイント返金 |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 1,078円/月 |
サービス開始時期 | 2016/6 |
利用者(2022現在) | 約27万 |
主な特徴 | アダルトOK |
「mixhost(ミックスホスト)」は、最新の設備・技術に力を入れている新しいレンタルサーバー会社です。
mixhostは、同じ価格帯のサービスと比べて基本性能の高いサーバー設備を備えており、ConoHa WING と並んで表示速度の速さに定評があります。

そして何より、この高スペックのサーバー設備(LiteSpeed 6.X)を使ったサービスが低価格で提供されているということが1番の特徴です。
また、今回紹介する中では唯一アダルトコンテンツが許可されているサーバーでもあります。

最新のサーバー設備・技術で安くブログを始めたい!
というマシンスペックと価格のバランスを重視する人にはとてもおすすめできるサーバーです。
「mixhost」の良いところ
- 最新の設備や技術を安く使える
- 30日間の返金保証がある
- プランの変更が即時可能(差額日割)
- サービス品質保証制度 (SLA)を導入している
- アダルトコンテンツもOK
「mixhost」の悪いところ
- サービス歴が浅いので、信頼性や安心感の面で他社より劣る
- 管理画面がちょっと複雑で初心者だとわかりにくい
- 電話サポートがない
「mixhost」がおすすめの人
- マシンスペックと価格のバランスを重視する人
「mixhost」の申し込みはコチラ!
「LOLIPOP!(ロリポップ!」とにかく低価格のレンタルサーバー

【12か月】契約プラン | LOLIPOP! |
---|---|
転送量 | 無制限 |
表示速度(PC/スマホ)※ | 86/59 |
SSD容量 | 400GB |
自動保存 | 有料(330円/月) |
WordPress簡単設置 | 有 |
ドメイン | 永久無料(1つ) |
暗号化通信 | 無料(独自SSL) |
作成可能ブログ数 | 無制限 |
稼働品質保証(SLA) | 無 |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 825円/月 |
サービス開始時期 | 2001/11 |
利用者(2022現在) | 約200万 |
主な特徴 | 1番安い |
「LOLIPOP!(ロリポップ!」は、初心者でも安心して使えるレンタルサーバーとして価格重視のサービス提供をしており、コストパフォーマンスの高さに定評があります。
この LOLIPOP! は、確かに安いですが同価格帯のプランだと他社のサーバーと比べてスペックが低く、動作が遅いと言われてきました。
しかし、近年では「爆速宣言」と大きく打ち出し、mixhostに近い最新スペックのハイスピードプラン(LiteSpeed 5.4)を低価格で提供するようになり、他の3社の品質と並ぶレンタルサーバーサービスになりました。

また、スペックは落ちますがWordPressが利用できる従来通りのプランであれば、
初期費用 1,650円/初月のみ
月額 330円/月(12か月契約時)
と非常に低コストでブログを始めることも可能です。
この「価格が安い」ということは、ブログを試しに始めてみたい初心者にとって大きな判断材料となります。

長く続けられるかまだ分からないし、あんまりお金かけたくないんだよな…
というブログ初心者の方に非常におすすめです。
「LOLIPOP!」の良いところ
- とにかく低コストでブログを始められる
- 最新スペックのプランなら、他社と並ぶコストパフォーマンス
- 低価格ブランで試してみて、後から高スペックのプランに切り替えることができる
「LOLIPOP!」の悪いところ
- それでもやっぱりサーバー速度の評判は他社の方が良い
- プランのグレードを下げることができない
- バックアップが有料(別料金+330円/月)
「LOLIPOP!」がおすすめの人
- ブログを試しに「安く」初めてみたい人
「LOLIPOP!」の申し込みはコチラ!

ここまで読んでみたけど、迷ってしまって決められない人は「ConoHa WING(コノハウィング)」を選んでおけば間違いないよ!
実際にレンタルサーバーを借りてWordpressブログを開設して、「あとはブログの記事を書くだけ!」ってところまで細かく解説してるから、是非参考にしてね!
WordPressブログに適したレンタルサーバーの選び方

WordPressでブログを始める際、まずレンタルサーバー選びが必要になりますが、

サーバーなんて言葉初めて聞いたし、何を基準に選んだらいいかわからないよ!
と困ってしまう人が結構います。
というわけで、ここからは「WordPressブログ用のレンタルサーバーの選び方」について、冒頭よりもう少し掘り下げた解説をしていきたいと思います。
まず、良サーバー見極めのポイントは、先にも記載したリストの要素【6つ】を満たしているかどうかです。
それでは各項目について詳しく見ていきましょう。
突然のアクセス集中にも耐えられる「転送量」

先に言っておくと、2022年4月現在、どのサーバー会社も「転送量」無制限になってるので、今からブログを始める人はあまり気にしなくて大丈夫な項目だよ!
一応、覚えておいて損はないことだから、興味のある人は参考にしてね!
まず、レンタルサーバーのプランに必ず記載されている「転送量」に注目しましょう。
転送量とは、ブログにアクセスされた時に、サーバーから読者のパソコンに送られる文字や画像などのデータ量のことで、アクセスがあるたびに増えていく仕組みです。
そして、ブログのアクセスが増えた時に転送量の総量が上限値を超えてしまうとサーバーが止まり、ブログにアクセスできなくなります。
つまり、転送量の上限が低いと突然アクセスが増えたとき、いきなりサーバーが止まる原因になってしまうということです。
例えば、「転送量」が100GB/日とプランに記載されたレンタルサーバーを借りた場合、
一般的なブログの記事を1回閲覧するのに必要なデータ量【5MB】とすると、
【100,000MB】 / 【5MB】 = 20,000
となり、20,000PV/日 (1日2万回)まで閲覧できることがわかります。

ブログ始めたばかりだし、全然余裕じゃない?そんなに要らない気がする…
と思うかもしれませんが、ブログというものはSNSや流行が原因で急激にアクセスが増え、意図せず突然サーバーが止まってしまうこともあります。
こうした大きなアクセス流入のチャンスを逃さないためにも、転送量はできるだけ多いレンタルサーバーを選んでおいた方が無難です。
データを間違えて消してしまった!時のために「自動保存機能」
万が一のときのために「自動保存機能」があるレンタルサーバーを選びましょう。
自動保存機能とは、Wordpressブログの経験者なら大抵1度は経験する、

プラグイン入れたり消したりしてたら、突然何も反応しなくなった!
とか、

WordPress更新したら管理URLにアクセスできなくなった!
といったトラブル時でも、Wordpressを以前の状態に復元してくれるありがたい機能です。
1度経験した人ならわかると思いますが、トラブった瞬間ものすごく焦ります。
こういうときは大抵、Wordpress側のバックアップも使えなかったりするのでさらに焦ります。
そんな時、最後の砦になってくれるのが、自動保存機能(サーバー側のバックアップ機能)です。
トラブルが軽度であれば自力で復旧できますが、本当にどうしようもない時があります。
こうした万が一の事態に備え、自動保存機能付きのレンタルサーバーがおすすめです。
面倒な作業を短縮するために「Wordpress簡単インストール機能」
目的がWordpressでブログを始めることなので、必ず「WordPress簡単インストール機能」がついているレンタルサーバーを選びましょう。
この機能はブログ開設の手間やトラブルを減らしてくれるので、初心者にもやさしく、中・上級者にとってもかなりの時間短縮になります。
昔は、初心者お断りといわんばかりの難易度と面倒さのWordpressでしたが、今ではこの機能のおかげで、サーバー契約・設定時に数クリックするだけで簡単にWordpressのインストールが終わります。
逆にこの機能が無いと初心者がWordpressでブログを始める難易度が跳ね上がります。
正確なサービス名はサーバー会社によって違いますが、最近はどのレンタルサーバーでも似たようなサービスを標準化してきています。
利用予定のレンタルサーバーにこの機能がついているか、念のため確認してから契約するようにしましょう。
ブログのセキュリティー向上のために「暗号化通信(SSL)」
レンタルサーバーは、「SSL化」が無料でできるものを選ぶようにしましょう。
「SSL(Secure Sockets Layer)」は、悪い人にイタズラされないようにするために、ブログの通信を暗号化する仕組みです。
2014年にGoogleが、WEBサイトが常時SSL化されていることを検索順位を決定する要素の1つとした事と、
インターネット詐欺被害は年々増加傾向にあるため、一般消費者の個人情報保護意識も高まっていて
SSL化されていないブログやサイトで「警告表示」が出ると不安でページから離脱してしまう
という読者が増えています。
今や「SSL」はブログの信頼性・安全性を確保するために必須となっています。
ちょっと難しいしれませんが、最近のレンタルサーバーには1クリックでブログを常時SSL化できる機能が無料でついているので心配いりません。
対して、SSL化が別料金だったり、設定が簡単にできないようなレンタルサーバーは初心者に向かないのでやめておきましょう。

ちなみに「SSL」は古い規格のことで、今はより安全な「TLS(Transport Layer Security)」というのが主流だよ!
「SSL」の方が世間的に馴染みがあるから、「TLS」だとしても「SSL/TLS」「SSL」と表記することがあるよ!
機能的には同じものだということを覚えておこう!
ブログを複数作成できるかが決まる「マルチドメイン」「MySQL」
ブログ向けレンタルサーバーは、利用可能データベース数「MySQL」と、利用可能ドメイン数「マルチドメイン」が多いものを選びましょう。
初めは1つのブログで手一杯だとしても、慣れてくると別にブログを始めたくなる人が多いからです。
最初のサーバー選びの時点でブログが複数作成できるものを選んでおけば、後で新しくサーバーを借りる必要がなくなります。
この点をしっかり確認しておかないと、

別で新しいブログを作ろうと思ったけど、今のサーバーじゃ1つしか作れない!
新しいサーバーを借りるのにまたお金がかかる…
ということになるかもしれません。
「マルチドメイン」
- サーバー1つで扱えるドメイン数
「MySQL」
- サーバー1つで使用できるWordpress数
WordPressのブログを1つ作るのに、ドメイン1つとMySQL1つが必要になります。
マルチドメインか、MySQL、どちらかだけ「無制限」でもWordpressのブログは複数作れないので注意してサーバーを選びましょう。

レンタルサーバーの「機能一覧」「主な仕様」に記載があるはずだから、借りる前に一度はチェックしよう!
良いサーバーを安く利用できるか「コストパフォーマンス」
最後になりましたが、良いサービス・性能のサーバーを安く借りられるかということが1番大切です。
当然、数あるレンタルサーバーの中には「激安」」的なサービスも数多く存在しますが、安い分だけ機能面でも劣ります。
例えば、99円/月など非常に安いプランのサーバーもありますが、画面が止まったのかと思うほど表示速度が遅かったり、同時アクセス数が少し重なっただけで止まってしまったりするので使い物にならない可能性が高いです。
ブログを運営していく上で必要な最低限の性能というものがあります。
しっかり費用面と機能・サービス面のバランスを検討した上で、自分に合ったレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。

「安い」には必ずワケがあるから、借りる前にちゃんと調べよう!
【Q&A】レンタルサーバーでよくある悩み
ここからは、レンタルサーバーを借りる前によくある質問に回答していきます。
レンタルサーバー会社のQ&Aには記載されていない質問や疑問がほとんどなので、是非参考にしてください。
Q1. そもそも有料サーバーは必須なの?無料サーバーはダメなの?

無料と有料のサーバーがあるみたいだけど、無料はダメなの?
無料が絶対ダメということはありませんが、このページで無料サーバーをおすすめしていない理由は、
無料サーバーのデメリット
- 表示速度が遅すぎる
- 通信量上限が少なすぎる
- 商用利用NG(広告NG、もしくは良い場所に貼れない)
- トラブル時にサポートが無い
- サービス会社が潰れたり、サーバートラブルでブログが消えるかも
などのデメリットがブログ運営用としては怖すぎるからです。
対して、有料サーバーは、お金はかかりますが、
有料サーバーのメリット
- 表示速度が速く、安定している
- ブログ向けのプログラムが利用できる
- 専用のドメインでメールアドレスが作れる
- 広告掲載が自由
- サポートが充実しているので安心
- 複数のブログを1つのサーバーで作れる
- データの自動バックアップ機能がある
- セキュリティ面が強い
と、ブログ運営に有利な条件を満たしています。
例え収益化目的のブログ以外だとしても、長く安全なブログライフを送るためにも有料のレンタルサーバーを利用することをおすすめします。
Q2.後でレンタルサーバー会社を変えたくなったらどうすればいいの?

今より安くてサービスの良いレンタルサーバー会社に変えたい!
でもブログのデータとかどうなるの?全部作り直し?
後から価格とサービス面でサーバーを変えたくなるのは良くあることで、その場合WordPressブログのデータまるごと引っ越しすることができます。
特に最近のレンタルサーバー会社は乗り換え用のプランを用意していることがほとんどで、昔よりは簡単に移行することが可能です。
ブログを停止することなく引っ越しが可能ですが、一時的に前のサーバーと引っ越し予定のサーバーを同時に利用する期間(費用)が発生することを覚えておきましょう。
簡単になったとはいえ、普段なかなかやらない操作ばかりなので多少は大変ですが、旧・新サーバーのサポートに聞きながら手続きすれば出来ないことはありません。
また、規模の多い大きなブログほど引っ越し時のリスクが増えます。
余計なトラブルを防ぐためにも、旧、新ともにしっかりしたレンタルサーバー会社を選ぶようにしましょう。
Q3. サーバーの「ディスク容量」は多くないとダメなの?

借りようと思うレンタルサーバーの性能表に、「ディスク容量:300GB」って書いてあるけど、これは多いの?少ないの?
結論から言うと、個人運営のブログやサイトに必要なディスク容量は【10GB】程度あれば十分なので、最近のサーバーであればどれを選んでも「ディスク容量」で困ることはまずありません。
ブログは基本的にHTMLというコンピュータ用の言葉で書かれていますが、このデータサイズは非常に小さなものです。
つまり、どんなにページ数を増やしたところで、容量は少ししか使用しません。
レンタルサーバーの性能表記には、必ずディスク容量がの記載がありますが、個人でWordpressブログを始める程度であれば気にする必要はありません。
最近は、ほぼどのサービスを選んだとしても有り余るほどの容量が用意されているからです。
【12か月】契約プラン | ConoHa WING | Xserver | mixhost | LOLIPOP! |
---|---|---|---|---|
SSD容量 | 300GB | 300GB | 300GB | 400GB |
例えば、1ページ【10MB】の記事を1,000ページ書いて、ようやく【10GB】使用することになります。
上の表を見ると、どの会社も【300GB】以上用意してくれてますが、個人ブログだと使い切るのが難しいくらいの大容量だということです。
高画質の画像や動画を大量に使用する場合は多少気にした方が良いですが、それでも今回おすすめするサーバーならどれを選んでも容量で困ることはまず無いので安心してください。
Q4. 「独自ドメイン」って、利用するレンタルサーバー会社で取得しないとダメ?

独自ドメインって、利用するレンタルサーバー会社で取得しないとダメなの?
持ってるドメインを新しいサーバーで使いたいんだけど…問題あるの?
WordPressのブログに使用する「独自ドメイン」はどこで取得したものでも問題ありません。
ただし、レンタルサーバー会社、または指定するドメイン会社で取得した方が後の設定が楽だったり、割引があったりします。
例えば、FC2で独自ドメインを取得して、まったく関係ない会社のレンタルサーバーを借りて使う場合、
取得したドメインを別会社のサーバーで使うために「ネームサーバーの設定」をして、さらにレンタルサーバー側でも「ドメインの登録」手続きをしなければなりません。
この設定方法はレンタルサーバー各社によって違い、ある程度のサーバーとドメインに関する知識が必要になるため、ブログ完全初心者にはちょっと難しいです。
その点、今回紹介したレンタルサーバーならどれでも「独自ドメイン」が無料でもらえて、面倒な登録作業も特に無いので初心者におすすめです。
Q5. レンタルサーバー会社がくれる「初期ドメイン」はそのまま使えないの?

レンタルサーバーの説明に、独自ドメインが無くても「〇〇〇.conohawing.com」っていう初期ドメインでブログ作ることもできるよ!って書いてあるんだけどこれじゃダメなの?
結論、レンタルサーバー会社から提供されるドメインをそのままブログで使うのはやめておきましょう。
確かに契約時に無料でもらえるのでお得感があるかもしれませんが、あくまで、
各社の「独自ドメイン」に、任意の文字列を指定した形の「サブドメイン」
なので、自分のWordpressのブログで使用するにはデメリットが大きいです。
各社の提供ドメイン形式
- ConoHa WING : 〇〇〇.conohawing.com
- Xserver : 〇〇〇.xsrv.jp
- mixhost : 〇〇〇.mixh.jp
- LOLIPOP! : 〇〇〇.main.jp 他
サーバー会社提供のドメインを使うデメリット
- サブドメインなので、Google AdSense の所有権確認審査が通らない
- 同じドメインを利用している人の悪評を自分が受けるかもしれない
- 検索エンジンからの評価が悪い(同じドメインで似たページだと除外されやすい)
主に上記のようなブログ運営に不利なデメリットが多いためおすすめしません。
今回紹介しているレンタルサーバーなら、どれを選んでも独自ドメインが無料で使えます。
初期ドメインの設定はいずれにせよすることになりますが、あくまで連絡用として、WordPressのブログには必ず「独自ドメイン」を設定するようにしましょう。
Q6. いろいろ検討してるけど、結局どのレンタルサーバーを選べばいいかわからない!

ううーん、検討してるけど、結局どれが自分に合ってるのかわからないよ…決められない!

いろいろ悩んだけど、やっぱり決められない!って人は「ConoHa WING(コノハウィング)」にしておくといいよ!
下の記事は、実際にレンタルサーバーを借りてWordpressブログを開設して、「あとはブログの記事を書くだけ!」ってところまで細かく解説してるから、是非参考にしてね!
【まとめ】ブログにおすすめのレンタルサーバーは【4つ】!

今回は、WordPressでブログを始めるのにおすすめのレンタルサーバー【4つ】と、その選び方について解説をしました。
WordPressブログを始めるにあたり、レンタルサーバーに求められる要素を、
上記の【6つ】に分類し、この要素をすべて満たすレンタルサーバーとして、
上記の【4つ】をおすすめしました。
今回おすすめした中から選べば、少なくともWordpressでブログを始めて「失敗」することはないです。
ブログ運営に欲しいサービス・性能と、かかる費用のバランスをみて、自分に合った好みのレンタルサーバーを選ぶようにしてください。
今回も、最後まで読んで頂きありがとうございました!
ブログについてもっと知りたい、始め方が分からない人へ!


「あふたろぐ」では「初心者でも分かりやすいブログの始め方・運営方法」を紹介してるよ!
ブログを始めてみたい!ブログ運営の全体像を知りたい人はコチラ!

WordPressブログを実際に始めたい人向け、おすすめの開設方法はコチラ!