

メタディスクリプションのSEO的に良い書き方と、文字数・具体例や設定方法について教えて欲しい!
今回は、こんな悩みにお答えします。
この記事を読んでわかること
- メタディスクリプションの重要性
- メタディスクリプションの書き方【9のコツ】
- メタディスクリプションの具体例
- メタディスクリプションの設定方法
- メタディスクリプションの確認方法
- メタディスクリプションが表示されないときの対応方法

こんにちは!ブログの始め方についてのブログ「あふたろぐ」を書いている「あふ太」だよ!
この記事では、ブログの「メタディスクリプション」って何なのか?どうやって書いて設定すれば良いか分からない、という人のために、「SEO的に良い書き方のコツ9つ」と「設定方法や確認方法」について解説していくよ!
このページでは、ブログ記事のクリック率を左右する「メタディスクリプション(meta description)」の書き方のコツや、設定・確認方法について詳しく解説していきます。
メタディスクリプションの効果を最大限に発揮できるようになって、ブログのクリック率UPを狙いましょう!
ブログのメタディスクリプションに入れるキーワードの「選び方」や「入れ方」については、
を参考にしてください。ブログ初心者向けに、0から分かりやすく解説しています。
メタディスクリプションの重要性

メタディスクリプションとは、検索結果ページのタイトル下に表示される「記事の説明文」のことです。
上画像のような100~120文字程度で表示されている部分で、「スニペット:断片」とも呼ばれたりします。
メタディスクリプションは設定していなくても、検索エンジンが自動で本文から抜粋してくれるケースが多いので、タイトルに比べて軽視されがちです。
そのため「わざわざ書かなくても良くない?」という人も結構いますが、ブログ運営全体で見てみると大きな効果が得られます。
まず初めに、この「メタディスクリプション」の重要性について理解を深めましょう。
メタディスクリプションの重要性
ターゲットの読者に記事内容をアピールできる
メタディスクリプションの目的は、「読者に記事内容を簡潔に伝えること」です。
30文字程度しか表示されないタイトルだけでは記事内容をすべて把握できないため、「メタディスクリプション」で記事内容を説明することで、読者は最適な情報を選べるようになります。

上画像の通り、検索されたキーワードと同じキーワードが入っていた場合、太字で強調表示されます。
しかし、設定されたメタディスクリプションの内容が「検索クエリ」と合わない場合、検索エンジンが最適な文章を「その記事内から抜粋」して表示することもあります。
ブログの記事をより多くのターゲット読者に読んで貰うためにも、検索クエリに合ったメタディスクリプションを書くようにしましょう。
検索クエリってなんだ?
検索クエリとは、読者が実際の検索で使用した「単語」や「単語の組み合わせ」のことです。「クエリ」や「検索クエリ―」「検索語句」とも呼ばれたりもします。
「検索キーワード」は、その単語だけで意味が通るもの、「検索クエリ」は、さらに「誤変換」「誤字脱字」「表記ゆれ」などの情報を含んだもののことです。

検索クエリは、読者が実際に使った「生の検索語」だから、読者の本当の目的も予想しやすいよ!
クリック率UPに効果がある
メタディスクリプションは、クリック率UPに効果を発揮します。
先にもお伝えした通り、読者は検索結果に表示された「タイトル」と「メタディスクリプション」から記事の内容を把握し、「悩みが解消できるか」の判断をしています。
あなた自身もWEBで検索するとき、記事タイトルとメタディスクリプションに目を通して「調べたい事について書いてありそうだな」と判断してからクリックしているはずです。
つまり、メタディスクリプションで記事の魅力をアピールできれば、それだけクリック率が上がることになります。
記事内容を的確に要約したメタディスクリプションを書いて、クリック率UPを狙っていきましょう。

あと、関連キーワードを入れてメタディスクリプションを書くと、そのキーワードでも検索結果に表示される可能性を作ることができるよ!
SEOに良い影響がある
以下の通り、メタディスクリプションは「SEOに直接影響しない」ことがGoogleから公言されています。
また、正確なメタディスクリプションはクリックスルーを向上させることができますが、検索結果内のランキングには影響しないことに注意してください。
公式-Google検索セントラルブログ
要は、「検索順位には影響しないけど、読者が記事内容を把握しやすくなるように書いてね!」ということです。
ただし、メタディスクリプションを適切に書くことで、「質の高いアクセス(滞在時間の長い読者)」が増えます。
先にメタディスクリプションで記事内容を正確に伝えておけるので、読者が求めていた記事を提供できる確率が上がります。その結果、記事をじっくり読んでくれる読者が増え、「滞在時間」も伸びるというわけです。
するとGoogleは、「滞在時間が長いから、読者の悩みを解消できている記事だな」と判断し、SEOに良い影響を及ぼす可能性があります。

つまり、直接SEOに影響が無くても、「滞在時間」が伸びることで間接的にSEOに良い影響があるってことだよ!
メタディスクリプションの書き方【9のコツ】

ここからは、メタディスクリプションの書き方のコツ【9つ】の紹介です。
それぞれ1つずつ、要点を絞って解説していきます。
書き方のコツ 1. :キーワードを入れる
メタディスクリプションには、キーワードを入れて書きましょう。

先にもお伝えした通り、メタディスクリプションにキーワードを入れると、検索キーワードが太字で強調表示されるので、読者が自分に最適な記事を選びやすくなります。

モバイル(スマホ)表示の場合は、強調表示はされないよ!
書き方のコツ 2. :記事内容を簡潔にまとめる
メタディスクリプションは、記事内容を簡潔にまとめて書きましょう。
例えば、次の3つを意識するようにしください。
メタディスクリプションを簡潔にまとめる
- 何について書いた記事なのか
- 記事を読んで得られること
- 記事のアピール(難易度やおすすめ)
3つとも必ず入れる必要はなく、読者がメタディスクリプションを読んだとき「この記事なら調べていることが解決しそうだな」と思うような文章が書いてあれば問題ありません。
書き方のコツ 3. :具体的に伝える
メタディスクリプションを書くときは、具体的に伝わる内容にしましょう。
例えば「自作アイキャッチにおすすめのツールを紹介する記事」の場合だと、
自作アイキャッチツールついて
- 一番おすすめするツール名は何か
- 何種類くらいのツールを紹介しているか
- どんなアイキャッチが作れるようになるのか
このように、読者がメタディスクリプションを読んだとき「この記事には欲しい情報が書いてありそうだ」と思うような書き方をします。
ただし、メタディスクリプションに記事の内容を詳しく書きすぎると、「内容は分かったからこの記事はクリックしなくても良いか~」と、読まずに満足してスルーされてしまう可能性があります。「続きが読みたい」と思わせるように書きましょう。

メタディスクリプションは、「読んでみよう!」と思わせることが大前提だよ!
書き方のコツ 4. :100文字以内にする
メタディスクリプションは、100文字以内で書くようにしましょう。
この記事を投稿した現時点(2022/6)の、メタディスクリプション表示文字数は以下の通りです。
メタディスクリプション表示文字数(2022/6)
- パソコンブラウザ:80~100文字
- モバイルブラウザ:50~70文字


スマホだとメタディスクリプションはかなり文字数が少なくなります。自分のブログのアクセスが「パソコン」が多いか「スマホ」が多いかによって、要点を記述する長さを調節しましょう。

メタディスクリプションの表示文字数は検索エンジンの更新だったり、ブログによって変動するよ!
書き方のコツ 5. :要点は前半に寄せる
メタディスクリプションの要点は、前半に寄せて書くようにしましょう。
タイトルの書き方のコツと同様、メタディスクリプションでもキーワードを含む「要点」を、読者に少しでも早く伝えた方がメリットが多いからです。
また、上記でも触れた通り、モバイルでのアクセスだと最大でも「70文字程度」しか表示されないので、要点を記述するときは表示文字数を意識して書くことをおすすめします。

タイトルの「キーワード左寄せ」についての詳しい解説は、ブログの記事タイトルの付け方9のコツ【SEOでクリック率UP】を読んでみてね!
書き方のコツ 6. :スマホ表示でも分かりやすくする
メタディスクリプションは、スマホなどのモバイル表示を意識して「結論を先に」書きましょう。
先にもお伝えした通り、スマホ用ブラウザで表示されるメタディスクリプション文字数はパソコンよりもかなり短くなるためです。
年々スマホで調べものをする人の割合が増えていますから、スマホ読者が分かりやすいようにメタディスクリプションを書くことが大切です。
書き方のコツ 7. :記事ごとに設定する
メタディスクリプションは、各記事ごとに書きましょう。
メタディスクリプションは、タイトルと同じく各記事の内容が分かるものでないと意味がありません。すべての記事が同じ内容になってしまわないようにしましょう。

メタディスクリプションは各記事1つ1つの要約だから、他の記事と被った記述になってないか注意しながら書いてね!
書き方のコツ 8. :記事の文章をそのまま使わない
メタディスクリプションの文章は、記事内容をそのまま書き写しただけのものではダメです。
読者に伝わるように、しっかりと記事内容を要約した文章を書く必要があるからです。
また、記事内容と関係無い、余計な文章を書くことも避けるべきです。必ず、記事の要点に関することにしましょう。
書き方のコツ 9. :キーワードの入れすぎはNG
メタディスクリプションには、「キーワード」を入れすぎないように注意しましょう。
例えば、メタディスクリプションを入れすぎると、
このページでは「ブログの始め方」に関して、初心者向けに「ブログの始め方」の手順を、ブログ歴10年の筆者が丁寧に解説します。これからアウトプットの一つとして、「ブログの始め方」を勉強したい方におおすすめの記事です。「ブログの始め方」が知りたい方は是非読んでみてください。
これでは、キーワードが不自然に入り過ぎて読みづらくなってしまいます。
メタディスクリプションに入れるキーワードは、とにかく詰め込めば良いわけではありません。最適な箇所に必要な分だけ入れて、文章として読みやすくなるように意識しましょう。
メタディスクリプションの具体例

ここではメタディスクリプションの具体例を挙げていきます。
メタディスクリプションはキーワードを中心に、その記事の特徴やメリットが読者に伝わるように書くことが重要です。
例えば、キーワードが「無料 ブログサービス 比較」という記事を参考にしてみましょう。
無料のブログサービスを30種類以上集め、徹底的に比較しています。完全無料のブログサービスの機能や特徴についても比較解説しています。趣味や日記、稼ぐためのブログなど、初心者が始めるのに最適な無料ブログサービスを見つけだしてください。
この記事では、人気の無料ブログサービスを徹底比較しています。はてなブログやnote、アメブロなどの大手無料ブログサービスから新しいブログサービスまで、機能や特徴についてもそれぞれ比較しています。
最新のブログサービス30種類を、雑記・日記・特化・アフィリエイト、4つのブログタイプごとに合うものに分けて比較しています。それぞれのタイプに合ったおすすめのブログサービスを選び出しています。
このように、記事のどの部分をアピールするかによって、1つのキーワードでもメタディスクリプションの書き方はだいぶ変わります。
読者の目線になって、どんなメタディスクリプションなら記事の特徴を伝えることができるのか、アピールポイントをよく考えて書きましょう。
メタディスクリプションの設定方法

ここからは、メタディスクリプションの設定する2つの方法について解説していきます。
メタディスクリプションの設定方法【2つ】
1. :HTMLを使って設定する
まずは、HTMLを使ってメタディスクリプションを設定する方法についてです。
meta descriptionタグを記述する場所はheadタグの中、HTMLソースの上部にあります。

<meta name="description" content="この部分に記事の説明を書く">
このheadタグ内に書き込むことで、メタディスクリプションを設定することができます。
2. :WordPressのプラグインを使って設定する
また、WordPressを利用しているブログの場合、「All In One SEO Pack」というプラグインを使えば簡単に設定することができます。
プラグイン導入後、記事の投稿画面に「メタディスクリプション」の記入部分が表示されるようになるので、そこに書き込むだけです。

毎回必要なメタディスクリプションの設定が楽になって、さらに書き忘れも防げるので、WordPressを利用してブログを書いている方には、この方法がおすすめです。

プラグインの設定や詳しい解説は、【優しい】All in One SEO導入&設定方法!を読んでみてね!
いずれにしろ、メタディスクリプションを設定・更新したら、念のためソースを確認し、しっかり検索結果に表示されているか確認しましょう。
メタディスクリプションの確認方法

メタディスクリプションは、使用しているブラウザの「ページのソースを表示」から確認することができます。
例えばGooglechromeの場合だと、ブラウザでブログを開いて「右クリック→ページのソースを表示」か「Ctrl+U」で表示可能です。

ページのソースが表示されたら、「meta要素」部分を確認してみましょう。

メタディスクリプションに書いた文章が記載されていればOKです。

なかなか見つけられない人は、ページ内にカーソルを合わせて「Ctrl+F → description」と入力してみよう!
メタディスクリプションが表示されない時のチェックポイント

ここでは、メタディスクリプションの設定がうまくいかない場合の対応方法について解説していきます。
メタディスクリプションの表示がうまくいかないときは
1. :ちゃんと設定されているか確認
初めに、メタディスクリプションの設定ができているかの確認をしましょう。
先ほどの通り、「ページのソースを表示」をチェックするだけです。

もしこの時点で表示されていなければ、ブログのHTMLを確認したり、WordPressのプラグインやテーマのメタディスクリプション項目をもう一度確認してみましょう。

メタディスクリプションを書いた後は、「更新」を忘れずに!
WordPressでブログを書いている人は、プラグイン無しでもメタディスクリプションの入力ができるテーマにするのもおすすめだよ!下のページを参考にしてみてね!
2. :検索エンジンに認識されているか確認
まだ改善できない場合は、そもそも記事が検索エンジンから認識されているかを確認しましょう。
ブログの記事は、Googleなどの検索エンジンがURLを認識することで、始めて検索結果に表示されるようになります。
記事を投稿したばかりだと、Googleのクロール(URL巡回)が間に合っていない場合があります。記事のクロールを要求することもできるのでGoogleサーチコンソールを確認してみましょう。

メタディスクリプションの更新をしたページを「URL検査」してみて、「カバレッジ」をチェックすると該当URLのクロール履歴を見ることができます。

Googleサーチコンソールについての詳しい解説は、【2022年版】はじめてのGoogle サーチコンソール設定!導入から活用まで丁寧に解説!を読んでみてね!
3. :検索目的に沿った内容で書けているか確認
表示ができているか確認できたら、もう一度メタディスクリプションが検索目的に沿った内容かどうかチェックしておきましょう。
検索エンジンは、読者の検索目的に合うかどうかでメタディスクリプションの表示を決めているため、検索クエリ(検索目的)に沿った文章を書くことが大切です。

「メタディスクリプションに書いた文章がそのまま表示されない場合」については次に説明するね!
4. :設定がOKでも反映されない事がある
最後は、「メタディスクリプションの設定が完璧でも、書いた文章がそのまま表示されない場合がある」ことについてです。
そもそもメタディスクリプションは「記載要望」なだけであって、必ず要望通りになるわけではありません。
Googleの公式に、メタディスクリプションについての解説があります。
メタ ディスクリプション タグ: Google では、ページ コンテンツから直接取得できる情報よりもページの概要をユーザーに正確に説明できると判断した場合、 タグのコンテンツを使用してスニペットを生成することがあります。
Google検索セントラル「スニペットの生成プロセス」より
つまり、「記事内容の抜粋よりもメタディスクリプションの方が適切だとGoogleが判断したら、使う可能性があるよ」ということです。
このように、メタディスクリプションは検索結果に反映されない事もあることを理解しておきましょう。

「スニペット」は、検索結果に表示される説明文のこと!=メタディスクリプションのことだよ!
【まとめ】メタディスクリプションは毎回設定しよう!
今回は、メタディスクリプションの書き方と設定方法について解説しました。
メタディスクリプションの重要性
メタディスクリプションの設定方法【2つ】
メタディスクリプションの表示がうまくいかないときは
メタディスクリプションはブログのSEOに必須、というわけではありませんが、適切に書いて設定すれば記事のクリック率が上がり、間接的ですがSEOに良い影響があります。
記事1つ1つ、丁寧に設定していきましょう。
ブログのSEOは、小さな積み重ねで大きな結果を生み出すものです。メタディスクリプション以外のSEOも改善して、検索結果上位を獲れるブログを目指してください。
今回も、最後まで読んで頂きありがとうございました!


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